
- はじめに
-
我々の置かれている環境は日々激しく変化しています。
新型コロナウイルスの継続的流行、ロシアのウクライナへの侵攻や円安など様々な影響で地域の経済は不安定な状況です。
観光で賑わっていた国際観光温泉文化都市別府には少し前までは年間900万人もの観光客が訪れていました。
しかし、現在では400万人となっており地域経済への影響は図りしれません。
afterコロナでは徐々に観光客も増え、別府の街に人が戻ってきています。
私たちの街の賑わいを取り戻すため、さらに発展させるためには私たち青年会議所メンバーが地域を牽引しなければなりません。
個人が地域のため、社会のため、家族のために一人ひとりが行動を起こし地域のリーダーとして成長する必要があります。
近年、会員拡大活動によりメンバー数は徐々に増えていますが、それでもメンバー数は少ないのが現状です。
「数は力」より効果的な事業を行うためには、やはりより多くのメンバーが必要です。
また、メンバーが増え地域のリーダーが増えることは別府という街がますます発展するということです。
より多くのメンバーを増やし共に活動・運動を展開していきます。
今までの歴史と伝統を受け継ぎながら、友情を深め、組織の強化を図ります。
『Passionand Strong Will~情熱と強い意志~』本年度、 公益社団法人別府青年会議所はこの言葉をスローガンに掲げ行動していきます。
より良い社会の実現のため何事にも情熱と強い意志を持って、全メンバー一致団結して運動を展開していきます。 - 組織運営
-
会員拡大により新しい仲間が増える中、入会歴3年未満が半数を占めています。
しかし、近年では新型コロナウイルスの継続的流行によって事業や交流が思い通りにならないことがあり、 事業とは何のためにやっているのか、どうして経済社会人が交流することが大事なのか現場に参画し、 共に感動を共有することの素晴らしさを体感し、一人ひとりが率先して行動できる効果的な団体力の向上を行います。 - 指導力
-
社会人としてのモラルでもある出欠の返信や時間厳守、また報連相などをこれまで以上に行い団体の基盤の強化を図ります。
より良い成果を出すのは規律ある組織です。
多種多様なメンバーが集まり、他者を思いやり個々が責任感を持って行動することで地域社会を牽なメンバーが集まり、 他者を思いやり個々が責任感を持って行動することで地域社会を牽引するリーダーを育成します。 - 情報発信
-
さまざまな情報が簡単に手に入る現代社会において、ありきたりな情報発信を行ってもほとんど効果がありません。
事業、活動を発信するにあたり、自分たちの魅力をどう表現し伝えるのかを大事に考え情報の質を高めます。
さらに情報発信の頻度を高めることによって別府青年会議所の地域での存在感を高めていきます。 - 国際交流
-
別府市は国際観光温泉文化都市として国際交流の場では他所にはない環境があります。
世界のさまざまな文化を理解し、価値観を共有することで別府の可能性を追求し、発見します。
また、別府青年会議所は、中華民国台北市陽明山國際青年商會と大韓民国木浦青年会議所と姉妹締結をしています。
新型コロナウイルスの継続的流行のため、近年交流することができませんでした。
これからも友情を継続していくために情報交換や交流をしっかり行います。 - 地域と共に
-
別府市は豊富な温泉や豊かな自然に恵まれた日本有数の観光都市です。
しかし、新型コロナウイルスによる行動制限などで別府を訪れる人は少なくなっていました。
afterコロナでは徐々に人は増えていますが、別府をさらに発展させるためには地域の魅力を再発見し、 最大限に活かしながら、新たな価値を創造する必要があります。
多くの人々と別府の価値、可能性を発見、共有することで持続可能な地域を共に創造します。 - 青少年健全育成
-
少子高齢化社会が進むにつれて、子どもの大切さが増しています。
変化の激しい時代の中でグローバル化や超スマート社会の到来、 子どもたちが現在何を求めているのか何が必要なのか考え 社会で活躍する力を身に付けることができる今の時代にあった持続可能な事業を構築します。 - 会員拡大
-
毎年、会員の減少が課題となっています。
青年会議所活動・運動を最大限に展開するためにはより多くの仲間を増やしていくことが必要です。
一人ひとりがアンテナを広げ、新たな人材を発見し、工夫をしながら別府青年会議所の魅力をしっかり伝え、 共に成長できる仲間をつくり組織力の向上を行います。
より多くのメンバーが増えることは地域のリーダーが増えることです。
より良い発展のためには会員拡大が必須です。 - 最後に
-
私が別府に来て6年が経ちました。
もともと、北九州が出身で知り合いすらいない状態で2017年に別府青年会議所に入会し、 右も左もわからない中、多くの先輩や仲間に成長の機会を頂き、自分の出来ることを精一杯やって来ました。
JC活動、運動する中で人を知り街を知り、多くの人々と関係を築いてきました。
私が別府という街に馴染ませて貰えたのは別府青年会議所のおかげです。
この恩返しが出来る機会を頂けたことをとても嬉しく思います。
この度、理事長をさせて頂くにあたり、何ごとにも怖れず行動し、 地域のため、別府青年会議所メンバーのために情熱と強い意志を持って活動・運動を行います。
共に努力し、考え、構築し、実行する。仲間と過ごす時間は私のかけがえのない宝です。
メンバー全員がそう思えるよう全力で行動して参ります。
公益社団法人 別府青年会議所
第48代理事長
江藤 淳